レクサスをディーラー以外で購入する場合はデメリットが多い?

レクサス

レクサスの車は高い!そして発注しても納車まで時間がかかったりする場合もあります。

ディーラー以外で買う方が安いし早く納車されるので、レクサスディーラー以外で購入することを検討している方もいるでしょう。

しかし、ディーラー以外で購入するとデメリットが多い、という話をよく聞きます。

では、実際にどのようなデメリットがあるのでしょうか?

この記事では、ディーラー以外でレクサスを購入する際のメリットとデメリット、そして車検やメンテナンスに関することまで解説します。

レクサスをディーラー以外で購入した場合のデメリット

オーナーズラウンジが利用できない

レクサスを正規ディーラー以外から購入した場合、レクサスオーナーズラウンジの利用資格を得ることができません。

オーナーズラウンジは、レクサス車を新車またはCPOで購入した顧客に提供されるサービスで、オーナーズカードを持つことでさまざまな特典やサービスが利用可能です。

オーナーズカードを持っていれば、全国のレクサス販売店にあるオーナーズラウンジを利用することができます。

つまり、旅行先で休憩の為にオーナーズラウンジを利用する、といったことも可能となります。

オーナーズラウンジでは飲み物やお菓子などを提供してくれるので、ちょっとした喫茶店に行くよりも、節約することができるのでおすすめです。

新車を買うことが難しい

基本的にレクサスの新車をディーラー以外で購入することはできません。

新車の販売や発注はレクサスディーラーの店舗を通じてのみ行われます。

この制約は、ブランドの品質基準を保持し、すべての顧客が最高の購入体験を得られるようにするためです。

しかし、中古車サイトなどで新車状態の車が販売されているのを見かけると思います。

そのような車は転売(新古車)として販売している車であり、二次流通の車となるのです。

もし非公式の販売ルートから新車を入手しようとすると、偽造品や不正な取引に遭遇するリスクも。

このような場合、レクサスの公式サービスや保証の対象外となってしまいます。

ディーラーでの購入が初期投資は高いものの、ブランドが提供する包括的なサポートと保証により、長期にわたって車を楽しむことができます。

結局のところ、購入方法を選択する際は、自動車の性能だけでなく、付加価値のあるサービスをどれだけ価値あるものと見るかが重要な判断基準となります。

レクサスオーナーズサイトが使えない

レクサス車のオーナーになれば「レクサスオーナーズサイト」という専用のサイトがご用意されます。

レクサスオーナーズサイトでは、メンテナンススケジュールの追跡、専門的なカスタマーサポート、オーナーズ専用のイベント情報など、各種情報を配信しています。

新車ディーラーから購入した顧客だけがこれらのサービスを利用できるため、レクサスをディーラー以外で購入した場合、これらのサービスは利用できません。

但し、実際にこのようなサイトを利用する方は少ないので、それほど気にする必要はないでしょう。

ディーラーの塩対応リスク

レクサスをディーラー以外の場所で購入した場合、野良レクサスと呼ばれディーラーからのサービスが冷たくなるのではないか、と心配するかもしれません。

実際、一部の店舗では塩対応されるケースもあるのですが、このような店舗はかなり少ないのです。

レクサスディーラーはプロフェッショナリズムを重視しており、購入場所に関わらず全てのレクサスオーナーに対して質の高いカスタマーサービスを提供しています。

例え野良レクサスで車検や修理などでディーラーを訪れた際も、適切な対応を期待できます。

レクサスのブランド哲学として、顧客満足が最優先されるため、購入経路によるサービスの質の差は基本的にありません。

しかし、修理などの依頼をディーラーにする場合、野良レクサスでは後回しにされる場合がありますので、デメリットすればこの点になるでしょう。

レクサスをディーラー以外で購入した場合のメリット

車両価格が安い

レクサスをディーラー以外で購入する最大のメリットは、何といっても車両価格の節約です。

その理由は多岐にわたりますが、主な要因は経年劣化や走行距離に応じて価格が安くなることにあります。

また、新車の購入時には各種税金や手数料、オプション装備などが総費用に加算されるため、それらの諸費用を含めると購入価格はさらに高額になります。

その反面、中古車の場合は以前の所有者がこれらの費用を負担しているため、購入者は相対的に低コストで車両を手に入れることができるのです。

加えて、中古車市場の競争は非常に活発であり、多種多様な車両が供給されています。

これは消費者にとって有利な状況を生み出し、手ごろな価格で品質の良い車を見つける機会が増えることを意味します。

よって、一般的な中古車市場やオークションサイトでは、正規ディーラーよりも低価格でレクサス車を見つけることが可能です。

特に、個人売買や一般的な中古車販売店では、ディーラーの定価よりもかなり安価に設定されていることが多く、予算に限りがある方にとっては大きな魅力となります。

ただし価格が安い分、車の状態をよく調べ必要な保証が得られるかどうかを検討することが重要です。

車両の過去の使用歴や事故歴、不具合の有無を確認することが重要で、信頼できる販売店で購入することで、このリスクを最小限に抑えることが可能です。

納車が早い

基本的にレクサスをディーラー以外で新車は買えないので、中古車を購入する形となります。

この場合、新車に比べて納車が早くなります。理由は、その直接的な供給状況と手続きの簡便さにあります。

まず、中古車は既に販売店に在庫として存在しています。

購入が確定した後は基本的な点検やクリーニング、名義変更といった手続きだけで済みます。

これにより、平均的には数日から一週間程度で納車が完了します。

一方、新車は購入者の要望に合わせて生産ラインで作られることが多く、その過程には時間がかかります。

特に人気モデルやオプションを多く選択した場合、さらに納期が延びることもあります。

これが納車までの期間を1ヶ月やそれ以上に引き伸ばす要因となります。

さらに、半導体不足の懸念もあり、納期は数か月かかるということは一般的となりつつあります。

また、中古車の場合は、購入手続き自体もシンプルです。

特に、多くのディーラーや中古車販売店が、迅速な納車の実現に向けたシステムを整備しており、効率的なプロセスを提供しています。

さらに、現代の中古車市場は、車両の品質チェックや保証も含めたサービスが発展しており、安心して購入できる環境が整っています。

これにより「早く、簡単に、安心して」レクサスの中古車を手に入れられる点は、大きな魅力となっています。

レクサスをディーラー以外で購入しない方が良いのか?

上述した通り、レクサス車をディーラー以外で購入することはメリットやデメリットがあります。

最終的な選択は、レクサスの「おもてなしサービス」をどれだけ重視するかによります。

レクサスのディーラーから車を購入する最大の利点は、オーナーズラウンジの利用や専門的なカスタマーサービスと綿密なアフターケアです。

これには定期的なメンテナンス、保証サービス、およびオーナーズ専用サイトなどが含まれます。

これらのサービスは、車の性能を最適な状態に保ち、長期的な顧客満足を保証するために設計されています。

ディーラー以外で購入した場合、これらの独占的なメリットを享受することはできません。

よって「おもてなしサービス」を受けたいのであれば、ディーラーで新車を購入すべきでしょう。

しかし、ただ単にレクサス車に乗りたいだけ、という方は中古車の方がおすすめです。

メンテナンスはどこで受ける?

レクサスをディーラー以外で購入した場合、車検やメンテナンス、修理のためにレクサスディーラーを利用する必要は必ずしもありません。

一般的な整備工場でも、レクサスの車検やオイル交換、修理を受けることが可能です。

多くの整備工場は、様々なブランドの車に対応しており、適切な設備と知識を持つ技術者が、レクサス車のメンテナンスや修理を行うことができます。

特に、オイル交換やタイヤ交換、ブレーキの修理など一般的なメンテナンス作業は、正規ディーラー以外の整備工場でも十分に対応できます。

ただし、レクサス特有の複雑な電子機器のトラブルや特定の専門的な修理が必要な場合は、専門的な診断ツールや専門知識が必要になることもあるため、事前に整備工場のレクサスに関する対応能力を確認することが重要です。

一般整備工場で対応できる範囲内であれば、コストを抑えることも可能ですが、専門的な対応が必要な場合はディーラーの利用を検討するのが良いでしょう。

レクサスの車が購入できる販売店は?

レクサスを購入する際、多くの人が最初に思い浮かべるのは公式レクサスディーラーです。

レクサスディーラーは、新車の全ラインナップを取り扱っており、最新のモデルから選ぶことができます。

ここでは、専門知識を持ったセールスコンサルタントが、各車種の特徴やオプション、購入後の保証内容について詳しく説明してくれます。

また、新車購入の際には、定期的なメンテナンスサービスや保証プランなど、充実したアフターサービスが提供されるため、長期的な車の維持にも安心感があります。

詳細:LEXUS公式サイト

レクサスCPO(認定中古車)

レクサスCPOは、レクサスが公式に認定した中古車を扱うサービスです。

レクサスCPOが扱っている中古車は、厳格な品質基準と検査をクリアした車両のみが認定され、新車に近い状態で販売されます。

CPO車は、新車に比べて価格が抑えられていることが多く、コストパフォーマンスを重視する人にとって魅力的な選択肢となります。

認定中古車の購入には、メーカー保証が延長される場合があり、万が一のトラブルにも対応してくれるため、中古車購入のリスクを大幅に軽減できます。

詳細:レクサス認定中古車 LEXUS CPO

中古車販売店

街でよく見かける中古車販売店でも、レクサスの各モデルが市場価格で提供されており、時にはレクサスディーラーよりも低価格で手に入れることが可能です。

また、最近では中古車屋でも高級車専門店などがオープンしており、このような店舗ではレクサスの車をたくさん扱っていることが多いです。

しかし、これら販売している車はレクサス公式の認定を受けているわけではないため、購入時には車両の品質や過去の使用歴に特に注意が必要です。

個人売買(ネットオークションやフリマ)

最近はヤフオクやメルカリなどを利用して、レクサスを購入する方もいます。

この方法は個人売買となり、中古車販売店よりもさらに安く手に入れることが可能な場合も多いです。

しかし、ネットオークションで車を購入する際には、いくつかの重要な点を理解し、注意する必要があります。

やはりトラブルが多く、車の知識がないと利用するのは避けておくべきです。

オンライン上では、物理的に車を確認することが難しいため、車両の状態を正確に把握することが困難となります。

そこで、メッセージのやり取りで決めるのではなく、実際に車を見にいってどのような状態なのかを知ることが重要です。

他にも、ネットオークションで車を購入する場合、落札価格以外にも輸送費や手数料、登録費用などの追加コストが発生する可能性があります。

これらのコストも事前に確認し、総費用が予算内に収まるかどうかを検討することが重要です。

レクサスをディーラー以外で購入する場合まとめ

レクサスをディーラー以外で購入する場合、いくつかのデメリットがあります。

まず、ディーラー以外で購入すると、オーナーズラウンジやレクサスオーナーズサイトの利用ができず、公式のサービスや保証の対象外となります。

また、新車は基本的にレクサスディーラーでしか購入できず、中古車市場では偽造品や不正な取引のリスクも伴います。

しかし、一方でディーラー以外での購入にはいくつかのメリットもあります。

最大のメリットは価格が安くなることです。

中古車市場の競争が激しいため、価格が低く設定されていることが多いです。

また、中古車は既に在庫として存在するため、納車も早く行われることが一般的です。

もし中古車で購入するときには、信頼できる販売店であるかどうか、車両の過去の使用歴や不具合の有無を確認することが重要です。

最終的には、レクサスの「おもてなしサービス」をどれだけ重視するかが、ディーラーで購入するか否かの判断基準となります。

中古車を購入した場合でも、多くの整備工場で車検やメンテナンスが可能ですが、特定の専門的な修理が必要な場合はディーラーでの対応が必要になることがあります。

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